なんといっても、学生時代に時間をかけて最初に学ぶべきは、思考法だと思います。「問いを立てる力」「論理的に思考し、証明する力」などは、すべての活動の基本です。最初にこれらの力を身につけておくと、その後の学生時代の学習効率が非常に高まります。 その後の学習効率が非常に高くなるからこそ、民間の社会人向けスクールの代表的な存在、グロービスは初学者に真っ先にクリティカルシンキングのコースをとることをおススメするのだと思います。 残念なことに、大学では「哲学」といっても、実際には「哲学史」を学ぶコースだったり、対話を通じての実践の機会がないケースが大半です。そういうコースの「哲学」は学んでもつまらないし、現実社会になかなか役立てられなかったりするので、取らなくていいかもしれません。しかし、 * 物事を批判的に見て、問いを立てる。 * 理性的に思考する という社会に出てから必要とされる力(クリティカルシンキングやロジカルシンキングという名で呼ばれます。)というのは、論理によって世界の真理を解明したいと考え、思考を繰り返してきた哲学者たちから生まれたと言えます。ですので、哲学の授業が取れなくても、プラトンの国家などの哲学書を読み、問い、考える力は身につけたほうがいいと思いますし、社会人向けのクリティカルシンキングやロジカルシンキングに関する書籍にも目を通しておいたほうがいいと思います。そして、学ぶだけでなく、その手法を使って議論する機会を少しでも多く持つことが重要かと。